【DAY1】入社1日目の研修内容について

今年の4月からスターズデザインに入社しました、栗田です。まだまだWebは勉強中です。そんな私の入社1日目の研修は

学校の後輩たちに向けてEC業界のことを説明する

という内容でした。

 

今回「誰にでもわかる言葉で」ということがポイントなので、
EC業界に興味を持っている学生にもっと理解を深めて貰えるように
昨日調べたことを記録しておきます。

 

目次

  • ECで一番有名な会社は?
  • 楽天市場とAmazonの違いは?
  • 同じお店でも「本店」とか「楽天店」とかあるけど、なんで?
  • ショップ運営って具体的に何をやればいいの?

ECで一番有名な会社は?

EC業界には沢山の会社がありますが、中でもアメリカ合衆国・ワシントン州シアトルに本拠を構えるAmazonはインターネット通販売り上げランキング、商品カテゴリー別のランキング「総合・日用品」分野が1位で、国内売り上げは約9700億円でした。

Amazonは元々本屋だったということもあり、書籍販売が強く、直販が主力ですがネットショッピングモールとしての役割も大きく、集客力があるため、売り上げが高くなったとみられます。

 

楽天市場とAmazonの違いは?

楽天市場とは?

  • 日本生まれのネット通販サイト。
  • 世界的には知名度は低いが、日本では球団を持っており有名。

Amazonとは?

  • 米生まれのネット通販サイト。
  • 運営会社の時価総額は世界の全会社の中で第5位。

楽天市場とAmazonはそもそもの役割が違います。

楽天自身は商品を販売せず在庫も持たずに出店する場所を用意しており、Amazonは、たくさんの商品がAmazonにより管理・販売されており、そのうちのほとんどの商品をAmazon自身が在庫を持って販売しています。

なので、楽天はお店の出店料で利益を得て、Amazonは商品を販売することで利益を得ています。

具体的な違いは?

デザイン

Amazon→どの商品も同じ形式で表示される。

楽天→商品によってページのデザインが変わる。

商品一覧

Amazon→必要な情報しか載っていない。

楽天→商品名に派手なキャッチコピーが入っていたり、写真に売り文句が入っていたりする。

 

同じお店でも「本店」とか「楽天店」とかあるけど、なんで?

まず「本店」と「楽天店」とは何なのか説明をします。

「本店」というのは、独自店舗型ECサイトのことを言い「楽天店」というのは、モール型ECサイトのことを言います。

例えるならモール型ECサイトは、大きなショッピングモールの中にあるお店で、独自店舗型ECサイトはそのお店だけの店舗ということです。

モール型と独自店舗型のメリット・デメリットは?

モール型

メリット

  • モール自体に集客力がある。
  • お客様に信頼してもらいやすい。
  • モールからのサポートを受けられる。

デメリット

  • ショップ自体のブランディングが難しい。
  • テナント料やロイヤリティを支払う必要がある。
  • オリジナリティを出しにくい。

独自店舗型

メリット

  • 集客力がアップする。
  • 商品をブランドやカテゴリごとに整理できる。
  • サイトのプラットフォームとして提供するビジネス展開も出来る。
  • ランニングコストが安い。

デメリット

  • サイト作成にコストがかかる。
  • ブランド力のある商品を取り扱っているわけでもない限り、集客は難しい。

 

このことから種類の違うお客様がいるからこそ、取りこぼさないように色んな所に出店させていることが分かりました。

 

ショップ運営って具体的に何をやればいいの?

業務は大きく分けて二つあります。1つは「フロントエンド業務」といい、主に売れる商品の中身を考えたり、宣伝したりといった全面に立って行う業務のことです。もう1つは「バックエンド業務」といい、ECサイトに商品のデータを入れたり、受注や発注の管理をしたりといった、ECサイトの中身に関して後ろ側で行う業務のことです。

 

もっと細かく分類したら具体的にどんなことをするのか?

フロントエンド業務

  • マーケティング業務
  • マーチャンダイジング

バックエンド業務

  • 商品情報登録業務
  • 受注管理業務
  • 総合管理業務

細かく分けるとこの5つに分けることができます。

それぞれの業務はどんなことをするのか、ECサイト運営の業務を2つのフロント業務と3つのバックエンド業務に分けて見ていきましょう。

マーケティング業務

顧客のいるチャンネルに対して商品情報を露出する業務のことで、簡単に言うと商品を売るための道作りをします。

マーチャンダイジング

商品を企画したり在庫を管理し、価格について検討をして商品化計画をする業務のことです。

商品情報登録業務

その名の通り商品情報を登録する業務です。

受発注管理業務

倉庫での配送作業や仕分け、注文の管理業務、顧客に対しての応対業務をすることで、バックエンド業務の代表格とも言える業務です。

総合管理業務

ECサイトで得た数値を管理(ECサイトでの売上やかかっているコスト、サイトのアクセス解析や目標値設定や達成度管理など)したり、外部との連携を行ったりするので、例えると「店長」が行うような業務です。

 

最後に

今回EC業界について調べて、知らないことを色々知ることが出来ましたが、
まだ理解しきれていないことがたくさんあると感じました。そしてそれをしっかり理解して、これからに活かせるよう頑張っていきたいと思います。