【DAY1】研修1日目の私がEC業界について説明する

今年の4月からスターズデザインに入社しました、西森です。web初心者です。そして入社1日目の研修は、「学校の後輩たちに向けてを想定して、EC業界のことを説明してみる」という内容でした。今回は「誰にでもわかる言葉で」がポイントです。学生さんにもわかる言葉で情報を共有し、EC業界への理解を深めて欲しいと思います。

目次

  • そもそもECって何?
  • いつ頃からあるの?
  • なぜECが注目されているの?
  • ECのメリットとデメリットは?
  • 改善されつつあることって?

そもそもECって何?

ECとは、Elctronic Commerceの略称です。訳すと電子商取引になりますが、簡単にいうとインターネット上で物やサービスを売買すること全般を指します。例えば、インターネット通販などもECです。

ECっていつ頃からあるの?

まず、1996年にpcの普及・インターネットの設備が整ったことで、インターネット利用者が増えました。そこに、1997年楽天株式会社が「楽天市場」を日本で最初にオープンしました。

そして1999年には「yahoo!ショッピング」が、2000年には「amazon.co.jp」がオープンしていき、インターネット上で商品を売買することが増えました。(出典元 http://economikata.com)

なぜECが注目されているの?

ECがなぜ注目されているのでしょうか。どんな魅力があるのかを、売り手と買い手にわけて紹介したいと思います。

売り手からした魅力

  • 立地に左右されない
  • 販売エリアの対象が全国
  • 店舗がいらない→少ない資本で始められる
  • アクセス解析で問題が分析しやすい
  • 在庫を持たないことも可能

    買い手からした魅力

  • 好きなタイミングで買い物ができる
  • お店まで行かなくていい
  • スマートフォンの普及で買いやすくなった

売り手にも買い手にも魅力があることが分かりました。

売り手側は商品を発送するための個人情報を得ることで、今までは分からなかった「誰が」商品を買っているのかがデータとして蓄積されます。そのため分析がしやすく、メルマガや広告といったアプローチでリピーターを増やすことにも繋がっています。

特に買い手側は、今までは店舗が遠いことで買えなかったものや、時間がなくて買いにいけなかったという距離と時間の制約が無くなったこと・利便性の高さから利用者が増えました。

ECのデメリットは?

上記ではECの魅力について書きましたが、逆にどのようなデメリットがあるかも紹介したいと思います。こちらも売り手と買い手でわけて紹介します。

売り手からしたデメリット

  • 同じ・似てる商品を売るネットショップがすべて競合となる
  • 価格競争が起きやすい
  • 買い手が有利
  • 集客のために広告などコストがかかる

買い手からしたデメリット

  • 相手が見えないため不安感がある
  • 実物が手にとって見れない
  • 配送料で価格が高くなることがある
  • 個人情報漏洩のリスクがある
  • 操作ミスによるトラブル

売り手側はインターネット上で簡単に比較ができるため、価格競争が起こりやすいようです。買い手側は、「誰が」売っているのか分からず不安を感じます。こうしたデメリットがあることが分かりました。しかしこうしたデメリットも今では改善されつつあるようです。

改善されつつあることって?

売り手の改善

同じ商品であれば、写真やキャッチコピーで差別化する・他よりも情報収集をして、より商品の魅力を伝える。コーディングを工夫・検索したら上にでてくるようにするといった方法があります。

買い手の優位では再配達の問題が出ていますが、最近では宅配BOXの設置やコンビニ受取が利用できるようになりました。

買い手の改善

不安感を緩和するためAI(人工知能)による接客システムや、チャットシステムが利用されています。また、リアル店舗とネットショップが連携して、お客様のご都合でお買い物ができるようにもなりました。

操作ミスでのトラブルや、情報漏洩に対しては2001年に電子消費者契約法、2005年には個人情報保護法の施行があり、情報をしっかり扱わないと罪が課せられるようになりました。

デザイン面では、カートボタンが見やすい・大きく押しやすいといった改善もできます。相手が見えない不安には、ページ上で丁寧な仕事ぶりを載せ、伝えることもできます。

最後に

EC業界というと専門用語が多くて難しいというイメージがありましたが、分かりやすい言葉で説明することで、そのイメージも払拭されつつあります。これから学んでいくために、基本をしっかり理解することが大事だと思いました。