茶の一大産地である静岡県。
この地で1950年の創業から長い歴史をもつ老舗茶匠にとっても、『若い世代のお茶離れ』というテーマは決して他人事ではありません。
丸玉園の三代目店主もまた、少なからず危機感を抱いていました。
超高齢化社会のなかで年配層が来店する機会はまだまだ多くても、このままでは日本人の健康と心豊かな生活をつくってきた茶文化はいずれ途絶えてしまいます。
「若者のお茶離れに歯止めをかけ、もう一度、人とお茶を繋ぎたい」三代目のこの想いを旗印に、丸玉園の未来を担う若いスタッフたちによる新ブランドのプロジェクトが立ち上がったのは、新茶シーズンを間近に控えた2018年3月のことでした。
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