労働者を守るのは誰だ
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
労働者を守るのは誰だ
先ほど「新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する弊社の取り組み」というトピックスを公開しました。
この時世、僕らも感染症対策への取り組みを発信する義務があると思ったからです。
今日の時点で日本国内の新型コロナウイルス感染者は延べ7255人。日本の総人口は1億2595万人だから感染者比率は0.005パーセント。わかりやすくいえば約2万人に1人が感染しているのです(推定感染者は倍以上でしょう…。)
数日も経てばおそらく1万人に1人になり、もしかしたら、もっと身近なところまで迫ってくるかもしれません。
掛川市、コロナ感染者ついに発生
緊急事態宣言が出された首都圏。同じく感染拡大している愛知県に挟まれているにもかかわらず、静岡県の感染者は40人強と(奇跡的に?)少ないのですが、しかし、昨日ついに掛川市で初めての感染者が確認されました。どうやら3月26日〜27日、仕事で東京に行ったことで感染した様子。
もうね、これは経営者の責任ですよ。
労働者は毎日ニュースに触れていて、この時世に東京に出張することがどれだけリスクのあることか理解しているはず。
それでも、労働者は業務命令を拒めないんです。仮に業務命令ではなかったとしても、売上至上主義の現場で正常な判断ができなくなっているのが今の労働者の実態だと思います。サラリーマン時代の僕だったら、きっと同じような行動をとっていたと思います。「だって、しょうがないじゃん」と言いながら。
それなら、経営者がストップをかけてあげないといけない。
スターズデザインは当面の間、新型コロナウイルスの感染拡大地域を訪問しません。東京にも大阪にもクライアントがいるので辛い選択ではあるけれど、命より大切なものはないのです