東京の中心で楽天市場への不満を叫ぶ
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
さて、スターズデザインは去る9月4日付にて、東京〜神奈川エリアの営業拠点としてTokyo Branch(東京オフィス)を中央区銀座1丁目に開所しました。
東京という大海原に漕ぎ出した僕らを待ち構えているのは、凪か嵐か、それとも宝島か。今後が楽しみです。
大企業への訪問
本日はそんな東京での活動です。
ECサイト運用に関する定例会ということで、クライアント訪問してきました。
訪問先はいわゆる『ナショナルクライアント』で、日本の消費財メーカーの中でもトップクラスの時価総額をほこる大企業。
こんな大企業が相手なので、ミーティングはいつもピリピリ緊張します…というのはウソで、お付き合いも長いので、基本的にはリラックスモードです。
もちろん緊張感をもって会議室に入るのですが、ミーティングが始まれば、緊張感がワクワク感に変わっていくような、そんな関係性。お互いにリスペクトをもって仕事をご一緒できているので、本当にありがたいです。
楽天市場の強引さには驚きを隠せない
いよいよ来月から消費税増税!・・ということで、当然ミーティングでも増税に関連した話題にあがります。
消費者の関心といえば、「8%でお得に買えるのは、いつまで?」というところ。こちらのクライアントでは「注文日が9月中である限り、出荷日に関係なく税率8%を適用する」という会計ルールになっています。本店も楽天店もヤフー店も、一律そのように運用します。
しかし、ここで問題発生。
現在、楽天市場では(楽天側の仕組みによって)、購入ステップの最中に『消費税増税のタイミングに関するアナウンス』が表示されるのですが、この中身が非常によろしくないのです。
一体どうよろしくないのか?
まずはこちらをご覧ください。
どうか、商機を奪わないで・・!
ごらんの通り、楽天のアナウンスには「注文日が9月中でも出荷日が10月をまたげば新税率が適用される可能性がありますよ」といった旨の文章が書いてあるのです。どの店舗で買い物をしてもこのアナウンスが表示されてしまいます。
これでは最大の商機「駆け込み需要」を失ってしまいます。
消費者保護的な観点からでしょうが、販売計画が狂ってしまう企業もあるのです。もうすこし掲載の仕組みを考えられなかったものか…。
このクライアントさんの話に限らず、商品画像ガイドラインの件や送料無料ラインの件も含め、最近の楽天市場の強引さには驚いてしまいます。店子あってのモールだと思うんですけどねぇ。
店舗さんの本店志向は加速する一方です。
これまでのEC業界では「いち早く楽天に出店したもの勝ち」みたいな雰囲気がありましたが、いまでは「いち早く本店(自社、独自ドメイン)に力を入れたもの勝ち」みたいな風潮を感じますし、実際にそう思います。
無料相談、開催中
以下、宣伝になってしまい恐縮ですが・・
このような時代に打ち勝つべく「本店EC(自社サイト)を立ち上げたい、育てたい。でもどうしたらいいかわからない・・」という方は、ぜひお気軽にご連絡ください。無料でカウンセリングを行います(しつこい営業一切ありません)。
こちらのフォームからお気軽にご連絡ください。