5日間のインターン期間を終えて

この記事を書いた人

Nさんの5日間にわたるインターン期間が終了しました。

スターズデザインは過去に何人ものインターン生を受け入れてきましたが、ほとんどの学生さんが、学校側から「ここに行きなさい」「ここはどう?」といった指導を受けて、自分の意思を持たずにインターンに来ていました。

しかし、Nさんは違いました。

自分の判断でスターズデザインのwebサイトを見て、自ら「この会社をインターン先にしたい」と言ってくれたのです。その心意気に答えるために、この5日間、僕らは彼女のことを社員同然に接したつもりです。どうせ5日間で去っていくのだから・・と思えば、もっと片手間に指導することもできたはずですが、担当指導員の西森を中心に、本気で向かい合った5日間になりました。

将来は希望に満ちている

最終日はNさんがインターン期間中に制作した商品ページを、スタッフ全員で講評することに。Nさんは僕らの想定よりも遥かにレベルの高いものを作ってくれました。コーディングの知識ゼロ(というよりも、webデザインの知識ゼロ)の状態だったにも関わらず、CSSまで活用された商品ページに仕上がっていたことに驚きました。

もちろん完璧ではありません。本人にも伝えましたが、この5日間、全力で取り組んできたデザインも、このレベルではビジネスで通用しません。企画構成にツッコミどころはたくさんあるし、デザインもまだまだ「誰かのモノマネ」にすぎません。コーディングだって初歩の初歩で、実用レベルではないです。

それでも、彼女は才能の片鱗をしっかり見せてくれたし、これからもっと本気でwebデザインの勉強を積み重ねていけば、非常に面白いデザイナーになると思います。

スターズデザインで過ごした5日間が、Nさんの将来設計にほんの少しでも役立ってくれれば嬉しいですね。

インターン受け入れの効果

今回、2年目デザイナーの西森が、指導係(責任者)という大役を無事に果たしてくれました。

最初は「どうしていいか、まったくわかりません」という状態だった彼女も、5日間、自分なりにどうすればNさんの成長につながるか考え、インターン期間を楽しく過ごしてもらえるために、試行錯誤しながら頑張ってくれました。

同じくコーディング工程の指導を担当した栗田も「人に教える」という今までに経験したことがないミッションに向き合い、しっかり結果を出してくれました。

僕からすれば、このふたりの成長が何よりも嬉しく、頼もしく、なんとも誇らしく…。

スターズデザインのような零細デザイン会社が、通常業務をこなしながらインターンを受けいるのは、本当に大変なことです。それでも僕らがインターンの受け入れに積極的でいられるのは、若い芽を育てながらデザイン業界を発展させたいという思いと、受け入れることによって自分たちも成長できるチャンスがあると信じているからです。

クレープで打ち上げ!

成果物のプレゼンが無事終了したところで、5日間しっかり頑張ったNさん、西森、栗田を讃えつつ、クレープで打ち上げです。

みんなお疲れ様!

2019.08.02

©2019 Starsdesign Co.,LTD.