非EC案件に対する僕らのスタンスについて
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
本日は、某クライアントの社長さんからお誘いいただき、食事会に参加してきました。クライアントといってEC事業者ではありません。分野でいえば建設業、いわゆる建設会社です。
非EC案件に取り組むこともある
僕らはEC事業者(とくに女性向けBtoC消費財メーカー、小売店)の支援をメインにサービス展開しているのですが、稀に「ECとは無関係だけど、Webの仕事を手伝ってくれないか?」という相談を受けることがあります。
ブランディングのコントロールも意識しなければいけないので、基本的には「EC以外」のお仕事はお断りをしているのですが、それでも例外的にお話をお聞きすることがあり、そのお話を真剣にお聞きした上で、「社会的な価値」を強く感じた場合は、僕らの知識と経験でカバーできる範囲で、お手伝いさせていただくこともあるのです。
僕らの心を動かす仕事
どんな仕事にも社会的な価値はあるのですが、そのなかで環境問題、貧困問題、人権問題などに向き合った事業は、極めて社会的な価値が高く、僕らの心を動かします。
今回お手伝いさせていただいた建設会社さんは、建設現場で行われる地盤改良によって進行する「環境破壊(有害物質の溶出)」という環境問題を解決する新規事業を企画していました。その新規事業に共感した僕らが、ウェブサイトを企画制作させていただいたのです。
この新規事業は静岡県産業局からも「経営革新事業」として認定され、いよいよ本格的に動き出すことになりました。この事業に社会的な価値を感じているのは僕らだけではないということですね。
実は、食事会の前には、こちらの建設会社さんと協力会社さんによる「パートナーシップ調印式」があり、そんな大事な式典にも立ち会う機会をいただいたのでした。素敵な出会いには感謝しかありません。
これからも、変わらないスタンスで
非EC案件は、僕らの事業のメインストリームではありません。
限られた人的リソースのなかでやりくりしているため、ご相談いただいてもお断りするケースのほうが多いと思いますし、そのスタンスは今後も変わりません。
それでも、『共感』が僕らを動かすこともあります。
ビジネスを語るうえで「共感」というキーワードはカギになります。僕の重い腰を動かすチカラがあるんのですから。