勉強と研究の違い(ラボ、はじまります)
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
webサイトのリニューアル宣言から20日が経ちましたが、実はまったく “手つかず” だった箇所があります。それは、『StarsDesign LABO(以下LABO)』。
6月1週、この『LABO』が、いよいよ動き出します。
LABOはその名の通り「研究」をおこなう空間です。見た目はスタッフブログのようでもあり、あるいは勉強会の記録のようにも見えでしょう。しかし、どちらも正解ではありません。
そもそも勉強と研究は異なります。すでに存在する正解を覚えるためにするのが「勉強」で、まだ世にないことを発見するためにするのが「研究」なのです。僕らがチャレンジするのは後者、すなわち「研究」です。
研究のゴールは「EC事業の成功のカギの発見」だと考えられます。様々な角度から発見を導くため、僕たちは研究テーマを3つに分けました。それが、Design(デザイン)、Branding(ブランディング)、Future(未来≠テクノロジー)。テーマごとに担当をつけて研究をしていこうと思います。
浅い知識だけでは、もう生き残れない
スターズデザインでは、新人デザイナーを中心にした社内勉強会を今春まで毎月開催していました。
毎月、しっかりと成長していくデザイナーたちを見守ることは、経営者としてとても嬉しいことですが、その裏で「このままのペースで成長が継続するのだろうか」という危機感を感じていたのです。
デザインやマーケティングをテーマにした社内勉強会は大変有意義です。しかし、猛烈なスピードで環境が変化していくEC業界で、僕たちがお客様への貢献を続けていくためには、入門書に書かれているような浅い知識だけでは、もう生き残れません。
生存競争に打ち勝つためには、既知の正解を覚えるだけではダメだと思います。「小さな研究」を繰り返しながら、まだ誰も見たことがない新しい発見をしてもらいたいと思っています。
・・と志は大きいのですが、まだまだ未熟なデザイナーたち。いきなり難しいことはできないと思います。皆様にはどうかあたたかく見守っていただければと思います。