スターズデザイン的、朝礼のススメ
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
新しい週がはじまりました。
5月もいよいよ最終週です。
経営者というのは、週末になると往々にして課題を発見したり、アイデアを思い描いたりと精力的に活動するものです。そして月曜の朝になると、週末に思い浮かべた構想を(従業員に向けて)ブワーッと放出する。そんな厄介な生き物なのです。
ところが、従業員にとって「月曜の朝」という時間は、身体、とくに心の部分が仕事モードになりきれないんですよね。そんなところに当社比200%のパワーで社長の指示がブワーッと降ってくるものでだから、たまったものではありません。今の若い子たちにはとても耐えられません。精神論でカバーできないことは世の中たくさんあるのです。
僕も会社員だったころは、月曜日の朝からワーワー言われることをとても面倒に感じていました。とくに月曜朝イチの部門長会議。これは辛かったです。僕がECコンサル部門の部門長になったころは会社全体の経営状態が芳しくなかったため、月曜日はつねに怒号から始まるのです。
今となってはすっかり思い出話ですが…ああ、思い出すだけでちょっと吐きそう…。
スターズデザインの朝礼
話が逸れました。スターズデザインの月曜日は朝礼からはじまります。むしろ、スターズデザインが朝礼を行うのは月曜日の朝だけなのです。
朝礼では、「企業哲学の浸透」「当週のスケジュールの共有」「全社的な課題の共有」この3ポイントに絞って なるべく手短に済ませています。もちろん脱線して長引くこともありますが、概ね15分以内に朝礼兼ミーティングは終了します。
情報の抜け漏れを防ぐため、各々の進捗報告は日々のコミュニケーションのなかできちんと済ませておくよう 徹底を計っているところです。
僕も他の経営者さんと同じく、週末は会社の未来を考え、いろんな思いを蓄積して月曜日を迎えるタイプです。しかし、月曜の朝からあれこれブワーッと言っても従業員のパフォーマンスが上がらないことは理解しているつもりです。
それ以上に、経営者の週末の思いつきは数日「寝かせて」から、客観的な視点で見直したうえで従業員に下ろしたほうが事業成長に繋がるとさえ思っています。
スピード感は大切ですが、小さな組織だからこそ「無駄な時間を」過ごしている暇などどこにもありません。どこでギアをあげるべきか組織の手綱さばきを誤らないように気をつけていきたいですね。
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2019.05.27