いままでは会社案内の資料なんて必要ないと思っていました
僕たちは現在、自社の会社案内(リーフレット)のプランニング真っ最中です。
会社設立のタイミングで名刺や封筒などのブランディングツールは一式完成させたつもりでしたが、ここにきて「やっぱり会社案内も必要だね」という判断になり、急ピッチで制作を進めています。
会社案内なんて必要ないと思っていたけれど
デザイン会社といえば、積極的に法人営業をかけたり、交流会に顔を出したりと、各社によって営業のアプローチ方法が違います。そして、僕たちスターズデザインといえば、そのようなアウトバウンド営業をまったく行わない会社です。
弊社の商談までのチャネルは「webサイトからのお問合せ」と「既存のクライアントからの紹介」「知人・友人からの紹介」このいずれかです。僕はサラリーマン時代にマーケティングの手練れたちの下で育てられてきたので、創業以来インバウンド施策はそれなりにチカラを入れているのですが、そもそも僕は積極的なアウトバウンド営業を好まないナマケモノなのです。
つまり、潜在顧客とリアルの場で接触するとき、目の前の相手は「スターズデザインについて知識を持っている」ことがほとんどです。僕は自社サービスの種類や品質のアレコレを、グダグダと説明しません。それでも商談において失注することがほとんどありません。
同業者に驚かれたりもするのですが、タネを明かせばスターズデザインに仕事を頼みたい人としか会っていない、ただそれだけなのです。(そもそも少数精鋭で仕事をしたいので、案件数を増やす営業は自滅を呼びそうです)
それでもやっぱり会社案内は必要らしい
そういうわけで、僕は会社案内というブランディングツールに対してあまり必要を感じていなかったのですが、最近は大きめな企業との商談が増えてきたことで、「担当者レベルではスターズデザインさんと仕事がしたいけど、審査部や購買部といった部門を説得する必要があるので会社案内の資料を送ってほしい」と言われる機会が増えてしまったのです。
さすがに「会社案内はウェブサイトに載ってますよ(ニッコリ)」などと生意気を言うこともできず、今回の法人成りのタイミングで、会社案内用のリーフレットを制作することにしました。思いのほか経費がかかる7月になっています。
デザイナーにはクライアントワーク以外の負担をかけて申し訳ないと思っていますが、意外にも楽しそうにやってくれているので、すこしホッとしています。
また、美大やデザイン専門学校の学生たちが思わず感嘆の声をあげるようなクオリティで作っておけば、 採用戦線で他の企業より優位に立つことができるかもしれませんね。(ただし2018年度の新卒採用は締め切っています、悪しからず…)