日曜プログラミングとメンターと環境構築
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
日曜プログラミング
日曜大工という言葉があるように、これからは日曜プログラミングという文化も広まっていくかもしれません。
近年プログラミングは必要な教養になっているし、2020年に小学校でプログラミング教育が必修化すれば、その余波で大人たちの間でも「習いごと」として広がっていくことでしょう。
僕もまた日曜プログラマー的な週末を過ごしています。文系おじさんだけど「プログラミングで何をしたいか」というゴールのイメージがあるので、なんとかモチベーションを失うことなく挑戦できています。
メンター
日曜プログラマーの端くれとして、僕のようにプログラミングを学んでいこうとする方に伝えたいことがあります。
それは「相談できる相手(メンター)がいないとプログラミングは挫折する」ということ。
変数、引数、関数といった概念の理解には時間がかかるかもしれませんが、入門書をコツコツ写経すれば、一冊終える頃には大筋理解することができると思います。
でも、やりたいことを実現するためには基本だけでは足りません。たとえばライブラリやデータベースの使い方も勉強していく必要があります。
そうなると入門書は助けてくれません。プログラミングの大海原をひとりで漕ぎ出すことになります。ググってすぐに答えが見つかれば御の字ですが、世の中それほど甘いものではありません。
「あなたが作りたいもの」と「先人が作ったもの」が、完全に一致すればコピペするだけでも作れるかもしれませんが、大概はバックボーンが違うためコピペでは動かないのです。
「うまくいかない」を繰り返すうちに、自分では超えられない高い壁の存在を知り、プログラミング初学者は挫折をします。僕もなんども挫折してきました(それでも定期的にチャレンジしたくなり、現在に至るのです)。
挫折する前に、プログラミングの知識に長けたメンターに相談できれば、どれだけ心強いことでしょうか。たとえば僕の場合、かつての同僚だったシステムエンジニアさんがメンター役を務めてくれているのですが、彼なしでは挫折をまた重ねていたと思います。
環境構築
もう1つ、プログラミング初学者の前に立ちはだかる壁が『環境構築』だと思います。
僕がいまメインで勉強しているPHPのように、パッケージひとつwebサイトからダウンロードして実行するだけで動いてくれる言語もあれば、コマンドラインからあれこれゴニョゴニョと実行していかないと動いてくれない言語もあります。
コマンドラインを使ったコンピュータの操作は素人にとって非常にとっつきにくい。やってみたら簡単だったということもあるけど、感覚的に扱えるものではないので、ここで挫折してしまう人は非常に多いと思います。
ググった情報を試してはうまく動かず、他のページの情報を試して・・・を繰り返しているうちに内部の設定はグチャグチャになっていき、アンインストールすらままならない状態になってしまうことも。
実は僕も、今日はじめてPython(とSelenium)を動かそうとして環境構築で爆死しました。素人にはちょっとハードル高かったです。
メンターに相談するしかない!