挑戦という名のバトンを繋ぐ
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
計2日間にわたるブランド・マネージャー認定講座から西森が戻ってきました。
おかげさまで、無事にブランドマネージャー2級として認定いただき、公的資格を手にすることができたようです(講師の平野先生、ありがとうございました!)。
コーポレートサイトのリニューアルプロジェクト、大手通販企業のECサイト制作、そしてブランド・マネージャーへの挑戦…。入社からわずか1年半という短期間で、本当にたくさんの経験を、しかも驚くべきスピードで積んできています。
彼女はまだ若く、自分が通ってきた道の険しさと、そして登ってきた山の高さを振り返る余裕はないかもしれません。しかし、その余裕を手に入れたときには少しだけ自分を褒めてあげてほしいと思います。
同世代のデザイナーたちに負けないように、これからも『ブランディングできるデザイナー』として精進してもらうつもりです。
まずは2級資格の認定証を手に、記念撮影。
よく頑張りました。おめでとう!
社員全員がブランドマネージャーになる日も近い
さて、今期中に社員全員がブランドマネージャーになるという社内目標も、達成率75%まで到達しました(ここまで4名中3名がブランドマネージャー有資格者に!)。
残り1名、次は栗田の番です。
今回、西森と一緒に受講させることも考えましたが、受講者グループの中に同僚がいると、お互いに『甘え』が出てしまいまうため、今回はあえて別々のスケジュールで受講させることにしました。
年内に受講させたいのですが、こればかりは講師の先生のご都合もあるので、もしかしたら年をまたぐかもしれません。
グループワークの心得
さて、ユルい佇まいに反して意外にも「肝が据わっている」西森に比べ、栗田は社内ナンバーワンのしっかり者だけど「自信に欠ける」一面があるため、受講させるにあたって、本人としっかり話をしなければいけません。
なぜなら、グループワークの場では「他人の意見」を傾聴して、「自分の意見」をきちんと発信することが大切だから。
周りに圧倒されてただ黙っているだけでは、認定証という紙キレ以外に得るものはありません。
間違えて当たり前。わからなくて当たり前。拙くて当たり前。
そもそもブランディングやマーケティングに正解はありません。だからこそ、思ったことは包み隠さず発言して、参加者たちのフィードバックを受けながら、「自分の考え」を磨き上げていくことが重要です。
でも…そう説いたところで、本人のマインドがガラリと変わることは(おそらく)ありません。僕自身が栗田と同じタイプだからこそ、なんとなくわかるのです。
自信をつけてから、送り出す
では、どうすればいいのか。
自信が欠けてしまうのは「実力不足」を潜在的に感じとっているのではないでしょうか。根拠なく自信満々なヒトに比べればよほど優秀なのですが(笑)本人にとってはコンプレックスだったりします。
それなら、実力をつければいい。小さな成功体験を積み重ねることでマインドが変化していく可能性があります。
たとえば、他の受講者さんから「なるほど!」と言われたり、「若いのに頑張ってるね」と言われたり、褒め言葉のひとつひとつも立派な成功体験です。
人間不思議なもので、自信があると目線も高くなるし、表情も明るくなる。なによりもコミュニケーションが楽しくなります。
Preparation is the first step to success.
成功の前に準備あり。
準備=努力を惜しんでいては、いつまでたっても実力がつきません。自信がない人間の大半は、努力が足りないのです。サラリーマン時代の僕がまさにそれ(笑)
「何を聞かれても大丈夫!」というぐらいまで徹底的に予習して、他の受講者よりも圧倒的にリードした状態で参加すれば、本人がビックリするほど楽しく充実した時間になるはずです。
挑戦という名のバトンが、西森から栗田に渡されました。
今期目標の達成に向かって、会社としてもしっかりバックアップしていきます。