素晴らしいデザインをみると吐きそうになるという話
この記事を書いた人
1976年 静岡県生まれ。CEO、ブランドマネージャー、ディレクター、コピーライター、日曜エンジニアと5足のわらじで活動中。一般社団法人ブランドマネージャー認定協会『ブランドマネージャー1級資格』保有者。
僕はデザイナーじゃないけど、デザイン会社を経営している身。日々のくらしの中で、少しでも多くの「すばらしいデザイン」に出会えるよう、アンテナを張り巡らせて生活しています。
たとえば今日、クライアントである丸玉園(SANOWA)さんが掲載された雑誌「Hanako」を買って読んでいたのですが、どのページも非常に表現力が高くて素晴らしい。ページごとに変化に富んでいて、それでいて世界観は崩れていない。「あれっ、Hanakoって、最近こんなオシャレなんだー」と感心します。
そんなとき、僕は「この素晴らしいデザインは一体誰の仕事だろう」と、巻末のスタッフクレジットをチェックするようにしています。スタッフクレジットまでみっちりと目を通すのは、この本の関係者か、我々のような業界の人間だけかもしれません(笑)
今月号のHanakoをデザインしたのは、どうやら『Cumu』という会社だと知り、webサイトをのぞいてみると、素晴らしい仕事の数々・・。
興奮、衝動、羨望。そして劣等感、焦燥感。
すばらしいデザインを見たとき、僕の脳内は様々な感情に支配されて、オエーッと吐きそうになります。
そして、吐きそうな気持ちを堪えながら、webサイトの隅々、実績のひとつひとつを見て、何がどう素晴らしいのか言語化するために向き合うのです。
そんな毎日を過ごしています。
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2019.07.02